誰しも「珍しいもの、貴重なものを所有したい!そしてそれを自慢したい!」という欲があるものです。ましてやその「珍しいもの、貴重なもの」にうっとりするような甘く美味しい果実が出来るとしたら‥‥きっと貴方だって我慢出来ないでしょう?そんな欲望に押され、いつの間にか水耕栽培コレクション(?)に加わったのがトロピカルフルーツ達です。確かに東京でトロピカルフルーツが、それも水耕栽培で収穫出来れば、それは自慢出来るかもしれません。そんな夢のような甘い話があるはずがない、こともない、とも言いきれない‥‥何とも歯切れの悪い現在です。
 そんな自慢したくなるようなトロピカルフルーツとして「アテモヤ」。これなら文句ないでしょう!これが東京で、しかも水耕栽培で実を成らすことが出来たら、ちょっとは威張っても許されそうな気がします(アテモヤを知らない方は良い機会なのでぜひネット検索してみて!)。もちろん、現実は甘くはありません。越冬させるだけでも大変です。今年の冬は半端ない寒さだったので、懸命の防寒策にも拘わらず何本も枯らしてしまいました。もっとも、露地植えだったら間違いなく全滅なので、マル秘防寒策の効果は確かにあったのです(学習したのでこれからは大丈夫!)。何とか生き残った株を大事に大事に育て、7月にはたった2輪ですが花がつきました。でも、アテモヤは人工授粉しないと実が成らないんですよ!初体験の人工授粉にあえなく失敗して、今年の挑戦は終わりました。「アテモヤを成らせて大威張り!」という夢を追い、険しい道が来シーズンへと続きます。

初めて見たアテモヤの花

初めて見たアテモヤの花

 アテモヤほど「珍」ではありませんが、挑戦中のトロピカルフルーツはまだまだあります。中には、トロピカルフルーツとは言うもののビックリするくらい栽培容易なストロベリーグァバやピタンガなどの例外もありますが、大半はまだ挑戦中で「大威張り!」するまでにはまだまだです。ライチは手ごわ過ぎてお休み中ですが、インドナツメ、ホワイトサポテ、グァバ、パパイヤ等、手広くやっています(写真にあるホワイトサポテの実は、購入時に既についていたものです)。ハウス内にスペースがあれば、アボカド、ゴレンシ、マンゴーやリュウガンなどにも挑戦してみたいところですが、グッと我慢してまずは現有勢力で今度の冬に挑みます。