今年のカドタです

今年のカドタ

 映画「君の名は。」でもそうだったけど、名前が分からないとやっぱり探し物はかなり大変ですよね‥‥ だから「名前」って大切なものだと思うのです。それなのに‥‥
 イチジクは弊社の水耕栽培と好相性なので、栽培品種を増やそうとしています。そこで、魅力的な品種がないか、あれこれ検索してみました。すると「アレレ‥‥、名前を二つ持っていたり、いつの間にか改名してたり、イチジクの品種名って一体どうなってるの?」という有様です。写真は現在栽培中のイチジクで、カドタという品種ですが、この品種もフローレンティンというイタリアっぽい別名(多分こっちが「本名」なんでしょうけど)を持ってるみたいです。日本に来た時に馴染みやすいようにカドタという名前を貰ったんでしょうか?そのうち時流に乗って、ちょっと格好良く「フローレンティン」と名乗っていそう‥‥ この程度なら可愛いですが、コハク=ドウロウ、コンテッシナ=コナドリア、ロングドート=バナーネ、ドリーミースイート=イスラエルなどなど、知らない人には「罠」としか思えない品種名が並びます。そう言う私も「コナドリアって丈夫で作り易そうな白イチジクだから欲しいな~!」と思って購入する寸前に、「でもこれ、今育てているコンテッシナに良く似てるな~」と踏みとどまり事なき得た、という情けない経験があります。世界中で栽培されている果物なので、一つの品種が色々な名前で呼ばれるのは仕方ない面もあるかもしれません。でも、せめて日本国内だけでもちょっと何とかならないものでしょうか?
 冬の寒さが厳しかった影響か、今シーズンの弊社ハウスでは、イチジクの出来が今一つでした。でも来シーズンは、品種を増やし本数も増やして、何とか少しは外部にお出し出来るようにと準備中です。ぜひ、イチジク臭さが薄くてとっても甘いカドタの味を多くの方に知って頂きたいと思います。いっそのこと、「フローレンティン」と名乗ろうかな‥‥!